こうの史代『夕凪の街 桜の国』 祝:単行本化

昨年9月「漫画アクション」誌で発表された読切短編漫画、
こうの史代「夕凪の街」がついに単行本化されます。嬉しいよー


> 原爆の悪夢に囚われながら、終戦10年後の広島で生きる女性の話です。
> トーンを使わず淡々としてシンプルな絵でありながら、テーマと読後感がずしりと重くこたえる戦争物。
> 単なる作品として見ても伏線の張り方や描写が見事。


(ななしの日記過去ログ→2003年マイベスト5漫画評(12/31)より)
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/month?id=31759&pg=200312
←リンク先にはちょっとネタバレ有。注意


『夕凪の街 桜の国』(10/12発売:双葉社刊)
(10/13追記:注※流通の関係で13日以降入手可、になってる模様)
amazon
esbooks 


現在発売中のアクション別冊『奪還』総集編に「夕凪の街」が再録されているので
お試しにでも是非読んでみて下さい。
で、良かったら単行本買って下さい。
こんな良作が埋もれてしまったら漫画界の損失だと思ってるので是非!


熱く語ってるけど、明日発売なのでまだ手元には単行本は無いのだった(苦笑)
名駅行ったけどフラゲに失敗……。ちぇ
漫画アクションに載った当時の切り抜きと、著者発行の同人誌(雑誌に載ったものの再録本)を
読み返したら泣いちゃった。
「桜の国」の方は1と2に分かれていて、2の方は書き下ろしなのでそれを読むのも楽しみですよ。


昨年だけでなく、オールタイムベスト短編になる予感。


参考リンク:
こうの史代ファンページ http://kouno.mangalink.jp/


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