ライブ:葉加瀬太郎 PRESENTS“WHAT'S HATS TARO'S FRIENDS”感想

デ・ラ・ファンタジア夜景


先日の日記にも書きましたが、http://d.hatena.ne.jp/nanashino/20050311#p1
今、注目してる同人系インディーズ音楽アーティスト「志方あきこ」嬢を見るために名古屋駅:笹島まで出かけてきました。

葉加瀬太郎 PRESENTS“WHAT'S HATS TARO'S FRIENDS”2004/03/19(CBC主催公開ライブ)
出演:葉加瀬太郎柏木広樹Raphael/功刀丈弘/志方あきこ
http://hats.jp/concert.htm

翌日重要な用事(万博内覧会)があったのに、1曲の為だけに(!)わざわざ足を運ぶなんざよっぽど期待してなきゃしませんぜー。
そんな感じで。


開場一時間程前に「ささしま デ・ラ・ファンタジア」に到着。
ポケモン遊園地「ポケパーク」(ピカチュウかわいいv)やその他の建物をひやかしながら会場に向かいました。
ライブの入場券は持ってないので立ち見です。
会場は屋外で、春も間近だというのに寒くて寒くて冷え死ぬかと思いました(苦笑)重装備(帽子・マフラー・手袋)が無かったら即死だった(違


葉加瀬太郎、という人について私はほとんど知識無くって(キーワード検索で来たファンの方ゴメンナサイね)
クラシック音楽の人、ということで「いわゆるゲージツ家」ぽく気むずかしいのかしらん?などと思ってたんですが
前説での女性アナウンサーとのかけあいで喋る喋る。予想してたのとはぜんぜん違うタイプの人みたいです。
私の観覧してた場所からは偶然舞台裏が見えたのですが、他の所属アーティストの演奏中にノリノリで踊ってたり
ファンキーなおっちゃんとお見受けしました。


目的の志方嬢以外に見たアーティストについて少し書きます。


功刀丈弘さん……バイオリニスト(詳しく書くとアイリッシュフィドル、だそうです)
クラシックながらロックっぽいリズムを感じたのですが(私、内心ノリノリ〜。他の客はピクリともしてなくてつまんなかった)
アナウンサーの方の後説によれば、ロックもお好きだとか。(ハードロックらしい)納得。
ジャンル以外の音楽も聴くアーティストっていいよね。ロックでも良いものは良いのだ。


Raphaelさん……ポーランド出身の甘いマスクのピアニスト。女性ファンが多そうです。
「皆さんコンバンワ、ダガヤ」*1の挨拶に反応しつつ、
良くある「ガイジンさんのリップサービス片言シャベリ」かな?と思ったのですが
その後のMCも日本語でこなしてらっしゃいました。日本語が堪能のご様子。
「今日は寒いデスネ、でも私、寒くありマセン。それは……会場の皆さんの愛が伝わってくるからデース」
……うーんやっぱり外国の方は言うことが違いますネ!


Raphaelさんの途中で本日のメイン(私にとって)キャスト、志方あきこ嬢が参加ー。
公式サイトやCDに一切写真が無かったので、どんな感じの方なのかしら。と思っていたのですが
綺麗なドレスをお召しになった美人のお姉さまでした。
Raphaelさんの伴奏で歌われた曲は「西風の贈り物」とのこと(曲名は後で某ネットで知りました)


生歌を聴いたのもモチロン初めてだったのですが、無理なく広がるボーカルでCDと違わぬ美しい歌声でした。
ライブって、特にロック系のライブだとCDとライブは「別物」なことが多くてねー。
アレンジで「別物」になっているアーティストは良いんですが、声が全然出てなくてダメな「別物」アーティストも多いんです。
(実力のないアーティスト(アイドル系とか)などはCDの歌声はいくらでもPCで加工できますし)
そういう視点で見るとCDと同じ音域で歌えるってのはすごいことですよ。素敵。


公式サイトのBBSなどを見ると10代っぽい若いファンが多く「神」的扱いされてる志方嬢、
ぶっちゃけ、私はそういう「アーティスト=神」なファンに引いてしまう「アーティストはアーティストだろ?」と思ってる年増ひねくれガール(既にガールって歳じゃないがな!)ですが、実際にライブ見たら「神扱いされてるのに納得が行く……かも。」と思ってしまった(苦笑)


葉加瀬氏も前説で「志方さんはご自分で作曲・プログラミングもされるとても才能のある女性歌手です!」などとホメホメ状態でしたよ。


もっと他の曲も聴きたかったのですが、ゲスト扱いだから仕方ないよね。
残りのアーティストも見たかったのですが、翌日早くから用事があったし、このままここに居たら絶対カゼひいちゃうよー……(ガクブル)と思ったので
後ろ髪引かれる思いでこの後の休憩タイム中に会場を後にさせていただきました。


そういえば、アーティスト交代の間にアナウンサーの方がMCで
志方あきこさんの音楽は『ファンタジー・ミュージック』という新しいジャンルとして注目されています」と言ってました。
ファンタジー……もはや日本ではゲーム等で手垢付きすぎ感のある名前にちょっぴり苦笑。もっと他に良い言葉はないのかなぁ。


最後に重要なことを書くと、先日の日記で予測したとおり志方あきこ嬢は夏頃HATSレーベルよりメジャーデビューだそうです!
祝!アルバム買うぜー。
http://hats.jp/


※本日の日記は栄枯盛衰(blog)を参考にさせていただきました。
http://blog.so-net.ne.jp/anemo/2005-03-20

*1:だがや、というのは名古屋弁だがや。