講談社の執事喫茶盗撮事件に思う

講談社が盗撮と人権蹂躙(Hagex-day.info)
http://d.hatena.ne.jp/hagex/20060515#p1


盗撮画像無断掲載! 腐女子に人権はないのか!?(for beautiful human life)
http://d.hatena.ne.jp/ai1119/20060516#p1
盗撮画像無断掲載! 腐女子に人権はないのか!? Part2
http://d.hatena.ne.jp/ai1119/20060515#p1


講談社発行の美容雑誌「VoCE」6月号で、執事喫茶Swallowtail」への潜入レポ(潜入なので店側には無許可)が掲載されました。それがまた、撮影禁止の店内を無断撮影 and 店の客をバカにしくさった文章でさ……。
しかも店側が編集部に抗議したところ「それが何か?」とスルーする始末(唖然)これはヒドい。
オタクへの偏見と無知がダダ漏れな記事と、それを平気で載せて晒し者にするメディアの傲慢さに怒るより先に呆れて物が言えねえなぁもう……。そして、こんなバカライターとバカ編集部が平気でのさばってるマスコミ界って一体何(遠い目)
見出しに“デコポン(注※この記事のライター)の中の軽い"S"を刺激……”とか書いてあるけど、デコポンさん、アナタ「軽いS」じゃなくて「重傷のバカ」だと思うyo。


しかしこの件経由で感じたのは「美人じゃなきゃダメなんだ」という女子間カーストと相互監視社会(小倉千加子中村うさぎ『幸福論』ISBN:4000228617岩波書店)で言うところの「女子校的価値観」)ですねー。「オシャレ雑誌が、オシャレじゃない者を嘲笑する」という……。美を求める(この場合、オシャレする)こと自体は悪くないんですが、自分よりオシャレじゃない者(ブサイク)をバカにして自分の立場を持ち上げる というのがすげー嫌だなあ。


自分もこの女子社会の中に存在する一員なワケですが、(日本で女性という時点で逃れられない罠)このポイズンな価値観にへこたれることなく生きていきたいものです。


05/18追記:
執事喫茶blogによると、VoCE編集長からコメントがあった模様。
お知らせ : 過日の盗撮・無断掲載に関するご報告(続報)
http://butlers-cafe.jp/modules/news/article.php?storyid=26
・撮影禁止とは知らなかった
・被写体には目隠し(目線)入れたからいいだろ?
・記事に文句付けられて残念


という内容で、謝罪は一切無かったようです。ちょ、おま……ワケワカラン。怒られたらまず謝るのが常識だろ?自分が意図しなくても相手を傷付けたんだから。これだからマスゴミって信用できないんだよな!って言っちゃうよ。
見目は美しくしようとしても、心は真っ黒なVoCEさん、内面は外側に現れますよ……