愛知万博人柱記録(その2)

マンモスへの長い道


その2.パビリオン地獄編


まずゲート付近にあった某パビリオンの整理券をゲット!(後述)
そして、本日の第一目標、通常開催日は完全予約制だけど内覧会では先着順で入れる「サツキとメイの家」に向けてダッシュ
(ここの予約券、ヤフオクで転売されてて非難ゴーゴーとの話。しかし現時点では転売屋対策は考えられてないらしい。世知辛い世の中だぜ)



公式ハンディブック+JRで配布していた会場地図による事前の独自リサーチ(by自分)による「北ゲート近くにあるキッコロゴンドラに乗車→会場南端に移動、森の中の歩道を通過して家付近へ」という案通りに移動しようとキッコロゴンドラに近づくと……
ゴンドラ係員のお兄ちゃんがマイクで「サツキとメイの家はゴンドラでは行けませーん」と告知しているではないか!
詳しい話を聞くと、我々の通過しようと思っていた森の中の歩道は一種のパビリオンになっていて、そこの客以外は通り抜けできないとのこと。


事前情報にはそんなこと書いてなかったよ!でも、教えてくれて兄ちゃんありがとう!親切!(注※会場内で配布されている地図には「通行止マーク」が記載されていました)


さらに、「サツキとメイの家」の整理券は、中部千年共生村横の広い道(かえで池沿い)の途中で配っているとの情報もゲット。
急いで予定変更、グローバル・ループを使って足でひたすら移動することに。


会場内を一周する「グローバル・ループ」は木製の通路で、移動手段は主に徒歩。
グローバル・トラム(低速電気バスみたいなの)や自転車タクシーが低速で走っていたり非常にマッタリした良い雰囲気。
段差がないし、アスファルトに比べて足下が柔らかいので歩きやすい感じ。まさにバリアフリー
ただ、日差しを避けるものがほとんどないので、夏は暑いだろうし雨降ったら悲惨かもしれません……。


30分間ひたすら歩いて、広い道の途中までようやく着くとそこでは係員が
サツキとメイの家、本日の整理券は終了しましたー」と
無情の通告を発していたのであった……ガーン!ショック……。
他のパビリオンをほぼ無視して、せっかくここまで来たのに、開場30分で終了って早すぎ!ショボーン(´・ω・`)
「もういいよ……どうせただの家だろ?ヽ(`Д´)ノ」とスッパイぶどうの逆ギレ状態で我々は元来た道をトボトボと引き返したのだった。
人気があって早期終了なのは仕方ないけど、もっと手前に係員置いて終了告知しないとダメだよねぇ。
私たちの後にも何も知らずに家を目指して来た(と思われる)犠牲者がいっぱいいました(苦笑)死屍累々。


腹立てながらも仕方ないナーと諦めつつ、「でも、オレ達の祭りはまだ終わっちゃいねえ!」と気分を立て直して他パビリオンを目指す我々。


企業系パビリオンが集中している北ゲート(スタート地点)まで戻ろうと再びひたすら歩く途中に、名古屋市出展「大地の塔」近くに出ました。せっかく近くまで寄ったので予約ゲット。
(10時10分の時点で、14時からの予約が取れました)
またひたすら北へ向かって歩きます。


途中、大きな池沿いの道を通るとなんだか異常な数の行列が池を取り囲んでいます。
「コレ何の列?」と思って観察すると、どうやら愛知万博の目玉・冷凍マンモスがある「グローバルハウス」への行列だとか。
しかもコレ、入場列じゃなくって「予約列」なんだって……(絶句)予約でこんな大量の列ですか!ビックリだ。
最後列のところにいた係員のお兄ちゃんにひやかし気分で(<ゴメン)いろいろ尋ねてみた。

「ここから並んで予約取るのに一時間くらいかかります。でも、今並んでも予約取れるかどうかちょっと分かりません」(要約)


な、なんだってー!(AA略
むちゃくちゃ並んでまでマンモス見たいか、と考えるとそれほど興味ないし、大体こんな列に並ぶほどマゾじゃない(苦笑)
まだコミケで大手列に並んだ方がマシですYO!(<大手にはあまり興味ないから並ばないけどね……)


「アンタ(ら)も好きねぇ……」と日本人特有と思われる長ーい行列を横目で見ながら再び北に向かう我々であった。


本日の写真は、マンモス列に並んでる人々。遠くの方までずっと並んでます。根性あるなー
−−−−−
(その3.パビリオン天国編 に続く!)