現代の万博が地味な理由

瀬戸会場にいたモリゾー

いつの時代も“万国博覧会”の2つの柱(テーマ)は「科学の発展」と「外国との触れ合い」がテーマだと思う。で……今の時代の万博について考えてみました。


「科学の発展」の方は大阪万博の頃と違って、今は毎日がお祭りみたいなもので(昔ほどハレとケに差がないと言うか)携帯やパソコン、インターネットなど科学技術も浸透してる。今更「人々の価値観を根底から覆す発見!」はあんまり考えられない。*1
あと、大阪万博の頃は皆が無邪気に科学の発展を信じてたけど、その後に公害問題が表面化して「発展するだけじゃダメなんだ……」となってしまったというのもありますね。加えて環境がらみの発明は派手じゃないし、さほど人の目を惹かない印象。


一方「外国との触れ合い」の方は、今は海外旅行へも皆気軽に行っちゃうし(私は行った事無いけど)外国の物を見たってビックリするほど珍しい物は無い。


……と、そんな現代なので、もう万博!万博!って祭りに国を挙げて大騒ぎする時代じゃないのかもねー。寂しいけど。名古屋では盛り上がってるけど他の地方じゃあまり話題になってないしな。寂しい


でも、名古屋大好きだから、せっかくだから楽しみたい。地元で万博が開催されることなんてめったにないしネ!あと2ヶ月弱ですけど、ちょっとでも万博に興味ある方にはぜひ行ってほしいです。funnyというよりinterestingな所なので、新鮮な発見をしたい人にはオススメです。

*1:インターネットの普及もすごいとは思うけど、電灯や自動車ほどではないと思う。今のところ